・売り上げ命
フジデンの経営方針は、とくにかく「売り上げ命」の会社です。お客様のニーズに素早く気付き、お客様に寄り添ったサービスを「おもてなしの心」で提供する、と謳っていますが、実際はいかに携帯電話、スマートフォン以外のプラスαの商材を契約させられるかを目標にさせられます。もちろん目標が達成出来なければ怒られます。営業の場合は、物凄く無茶な数字を追わされる傾向があり、無理な目標を達成するため、組織体制は頻繁に変わっていきます。スタッフ全員がノルマに追われ店舗内が常にピリピリと張り詰めた空気があり、これに耐えられる人でないと続かないでしょう。・実力主義
「1年で3年成長する会社」と言われているので、成長の早い人は早いです。若いうちから裁量のある仕事をまかされることもり、多くの経験を積むことはできます。入社年数、新卒・中途・キャリア採用を問わず、実力があり結果さえ残せば、誰でも重要なポストに就くことも可能で、事実、入社一年目でauショップの店長を任されることもあります。こういう若手が大抜擢される事例を作らないと新卒社員が入らないという内情もありますが。年功序列や終身雇用とは無縁の会社ですが、その反面、評価は実績と数字しか見られていないため、どんなに人間性で優れた人材でも、実績が伴わなければ上に上がることはできません。力があると評判の店長でも人口の少ない店舗にいけば、降格して戻ってくるケースもあります。また、若いうちに役職についてしまい、精神的に疲弊している人も多いと聞きます。
・高い離職率
スタッフ同士の仲は非常に良く、その点では働きやすい環境ですが、離職率が高いです。入社試験のハードルは低く、ある程度人当たりの良さがあれば誰でも容易に入社できるのは、それだけ離職率が高いため、常に大勢採用をしているということです。リクナビネクストではフジデンから頻繁にスカウトメール(いきなり最終面接とか)が送られてくると有名ですが、そこまでしないとなかなか人は採用できないようです。ベテランスタッフが辞め、新人スタッフがその穴埋めで入社するサイクルで店舗が回転しており、人数と人材には常に余裕がありません。この会社の一番の問題は成長した社員が辞めてしまう人材流出と退職率が高い現状にあると感じます。誰もが常に転職を考えています。